さて、今日は3時PMに起きました。なんで全然眠く無いです。いつものパターンですと早朝くらいに寝て、明日一日中眠くて憂鬱な一日になってしまうパターンですが、明日は大変忙しそうなスケなんで眠くならないと踏んで強気の夜更かしです。せっかく時間があるんで仕事について考えてみようと思います。
PM事業室に在籍しててよく思うのですが、PMを受けるのに付随してBMを受けるという営業戦略には一点の曇りもないし、この方がグローバルスタンダードであると思います。しかしPM業務を外から見た感想は、不規則な業務時間、激務、高給、BM会社をいかに使うかがカギ、といった感想です。このような性質の業務がウチの会社にうまく納まるわけがありません。
しかしその心配は無用です。そもそのPM事業室はPM業務をほとんど行っていないからです。実態は民間企業のBM業務が売上のほとんどです。住宅マネジメント部となんら変わりはありません。PM業務を育ててPM→BM受託というのが本来のサイクルであるべきなのですが、PM専業担当は部員の5分の1くらいです。
しかし無理もありません。売上を上げないと部の存続が危ういからです。先も上げましたがPM受託→BM受託という営業戦略には一点の曇りもありません。PMを受ければ100%BMも付いてくる(PMとBMをセットで受ける代わりにPM費を安価にするという契約にする)ので会社の民間部門の成績は確実に上がります。そのためにPM事業室はやはり必要な部であると思います。また、PM+BMというのが建物管理業界のトレンドからスタンダードになっていくと思います。市場からうちの会社が取り残されないようにするためにも、やはりPM事業室は育てなければならない部であると思います。
そのためには、PM事業室の位置づけというのを固める必要があると思います。現状は、激務なのに残業制限有り、営業ツールなので儲からない、儲からないのでその他の業務で売上を稼いでいる、です。理想は、激務だから残業制限無し、PM業務に人員を可能な限り注いで育てる、PM業務を市場平均価格で受託できる部にする、です。
その為には、PM事業室は性質的に社内ベンチャーの様なものなので経営陣はそれ相応の評価基準を設けるべきであると思います。既存の部と同じ評価基準を課す事は、PM業務の成長の妨げにしかなりません。
しかしこのように会社に対しての申告すると反発するのは経営陣ではありません。それは他部署です。つまりこれは、民間業務拡大という経営目標は誰もが望んではいないという事です。ウチの会社における一番の矛盾はここにあると思います(たぶん。)経済学的な側面から考えると、1社に依存するより、複数社とバランスよく付き合うほうがリスクは少ないです。そう考えると、民間業務拡大路線は反論の余地はありません。
しかしながら多くの社員は民間業務拡大は望んではいないのではないでしょうか。それも無理はありません。現実問題Nが使い物にならなくなるのはずっと先の事でしょうし、会社の貯金が底を付くのもずっと先の事でしょう。もしかすると定年まで民間を付き合う必要は無いかもしれません。人生を経済的な側面から眺めると、いかに効率よく十分なお金を稼いで、その後は自由に暮らす事です。うちの会社に勤めてる限り、給料は爆発的に増える事は無いでしょう。アーリーリタイアメントが不可能ならせめて楽して稼ぎたいと思うのも人間だと思います。(ウチの会社に入った時点で半分実現したようなもんだと思いますが。あ、エンジニアの人は知りませんが。)

しかし、面倒くさい、儲からないと言っても、民間業務拡大を合理的に反対する理由は無いと思います。今のPM事業室を支えているのは、一部の仕事人間の奉仕精神です。その人が病気その他の理由でいなくなると間もなく立ち行かなくなります。(どこの部もそうかもしれませんが。)とりあえずPM事業室の人員を増やして欲しいと思います。不公平だとこれまた凄い批判を食らうでしょうが、それなら酷務を一部の人間に押し付けるのは何と呼ぶのでしょうか。PM事業室だけではありません。部署ごとの業務量の格差はうちの会社の問題だと思います。
最後は無理やり閉じました。この長文に結論をつける頭を持ってないのでこれで終わります。誰も読んで無いでしょうし。おやすみなさい。